プロフィール
オーナーセラピスト
ジュノ
1968年(昭和43年)生まれ
愛媛県宇和島市出身
大学卒業後、ニューヨークに滞在しているときに経絡系の指圧マッサージと出会う。
そのサロンのスクールに通ったのち、同店で3年間セラピストとして働く。
帰国後、東京の一流ホテルのスパに7年間勤務。多くの指名客を持った。
場所柄、政治家や元選手のスポーツ評論家、大企業のトップなどから特に支持を受ける。強もみができるセラピストであり、大柄の男性からも指名されていた。
その後転職し、ライターや事務の仕事をしていたが、50才になったのを機にサロンの開業を決意。伊勢の地で、人々の体と心をいやす仕事を続けたいと考えている。
わたしは子供の頃から肩コリでした。
頭痛がする、吐き気がすると訴える小学生のわたしを、親は病院に連れて行き、いろいろな検査を受けましたが異常なし。
診察した初老の先生が、「これは肩が凝っているんですよ」と揉んでくださったとき、頭の重さ、気持ち悪さがすーっととれて楽になったのを覚えています。
これが、わたしとマッサージの出会いでした。
全身のマッサージを初めての受けたのは、5年住んだアメリカで。日本人が経営していた指圧マッサージのお店です。
その先生が始めたレッスンを受講し、修了後そのままお店でセラピストとして働き始めました。
帰国後は、東京のスパでセラピストとして勤めます。
しかし、その頃のわたしには、セラピストとしての目標がありませんでした。
アメリカで始めた時も、じつは、ほぼ食べていくためだけの仕事でした。
他にやりたいこともなかったから、そのまま日本でも続けていただけのことだったのです。
その間に、以前から興味を持っていた『万象学』という東洋思想を学び始めました。
大自然と人との調和や、人が生きる意味や運命について考え始めます。
そして、目標を持てなかったセラピストを辞め、やりたいと思っていたある仕事に就きました。
ところが、その仕事で大きな挫折を味わいます。
会社を辞め、自分が何をしたらいいのか解らなくなってしまいました。
でも、生活していくために働くことは必要で、事務の仕事を始めました。
そんなとき、たまたまうちに立ち寄った知人から「肩が凝っていてつらい」と聞き、座ったままでしたが、10分くらい肩を揉みました。
「あ〜。楽になった。ありがとう」という言葉を聞いて、人の役に立つことができ、喜んでもらえて純粋に嬉しかったのです。
そして、多くの人が、身体のコリや心の緊張を抱えている今、身体が楽になることで心も満たされ、幸せな気持ちの人が増えたらいいなあと思ったのです。
わたしはふたたびセラピストとなり、さらに自分のサロンを持つことになりました。
初めて、セラピストとしての目標も出来ました。
人々の身体を癒し、心も元気にし、その人本来の輝きを取り戻すことで、世界を幸せにしたい。
今は、そんな夢・目標を持って、日々の施術に励んでいます。